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前回の更新日付を見たら、
ちょうど一年前の一月でした。
……一年間、何やってたんだか(汗)
一年ぶりの更新は、ゲーム「タクティクス・オウガ」の同人誌UPです。
昔書いたものですが、リンクのお誘いが来たのを機に、
見たい方に喜んでいただければ、と思い、UPする事にしました。
小説も、ちょっとだけ手直ししています。
気になる方はどうぞ(^_^)
性的要素を含む話が書きたくなってしまいました~(笑)
だって、人間って、EROじゃん!(爆)
愛の形の一つの表現としてEROがあるのだと、
思ったのですよ……。
てーか、ERO=愛、という図式ではないのね。
単に、ヤってりゃ愛、という訳ではないのです。
その中に精神的な要素、表現したいものがしっかりとなければ、
それは単なる性的快楽でしかない訳ですよ。
単に「それだけ」のものは、あんまりにも空しいし、そんなもの嫌いなので書きたくもないです。
想い、というベースのあるERO、中身のあるEROを書きたいですね☆
……とか、言ってみたりする。
にひ( ̄ー ̄)
「輝ける花、遥か遠く」(2) ― 光のかけら番外編
何故今頃、こんな夢を。
暗闇の中開いた目を再び閉じる。
ニレアがいなくなってから1週間。焦燥感で寝付けなかった当時に比べれば、やっと眠れるようになってきたというのに。
つかの間の眠りにこんな夢を見るなんて。
(おばあちゃん……)
あの日以来、一度も会うことが無かったおばあちゃん。
思えば、この悪夢はあの日から始まっていたのかもしれない。
母の元に引き取られた、あの日から。
「母さんは今夜も夜会に?」
暖かな空気。抱えの料理人が向かい側でジャガイモをむいている。
木を荒く削ったテーブルで朝食を食べながら、俺。
「はい。お母様は忙しい方ですから」
年配の女中がお茶を入れてくれながら答える。
母に連れて来られたのは、俺が暮らしていた街から遠く離れた都。
街では見たことのないような大きな立派な家。でもその中はとても冷たかった。
母さんは夜会に出るのが仕事で、家にはほとんどいない。
「さあ、お父さんよ」
連れて来られた時に引き合わせられた男の人も、この家にはほとんどいない。
ぽつん、と家の中で1人きりになった俺を見ていられなかったのか、使用人の人たちは、自分達の中に俺を入れてくれた。
広い屋敷の中、この厨房だけが、暖かくて居心地のいい場所で。
上質の絹と上質の家具、きちんと整えられた部屋は、俺を閉じ込める暗い監獄だった。
<続く>
「輝ける花、遥か遠く」(1) ― 光のかけら番外編
望むものはいつも、この手には入らない。
一番古い母の記憶は、さんざめく光の中、艶やかに装い俺に微笑みかける母の姿。
「……おばあちゃん、この人、だれ……?」
いつも傍にいてくれた大好きなおばあちゃん。その服の裾を握り締めて、問いかけたのを覚えている。
「この人はねえ、ギルニーのお母さんだよ」
幼い俺の頭を撫でながら、どこか詰まったような、おばあちゃんの声。
「ああギルニー、可愛い子」
鈴を振るような美しい声だった。
微笑む顔が俺を見下ろしている。
「これからは私がこの子を育てるわ。あの人もこの子を欲しがってるし」
「でも、お前……」
白い繊細なレースの手袋をはめた細い手が伸びてきて、俺の腕を掴む。
「大丈夫、あの人は優しいし、私幸せだもの。この子と幸せになるわ」
「お……かあ……さん……?」
引き寄せられて見上げた美しい顔。
「そうよ、私があなたのお母さんよ。これから一緒に暮らしましょうね」
俺を見下ろす美しい顔が、にいっと笑う。
その後、新しい家に連れて行かれた俺は、その日以来おばあちゃんの姿を見ることはなかった。
<続く>
Myスウィートハニー(笑)が、お土産といって本を仕事帰りに買ってきてくれました。
結構キツいボーイズラヴ3冊(内一冊は三国志アンソロジー)。
「喜ぶと思って~♪」……って、断定系かよ!
いや、否定はしませんが……。
何でも古本屋でレンタル落ち1冊10円だったそうです。
スウィートハニー(男)と、2人して向き合ってエロボーイズラヴを読む図……。
す、すんごいびみょーなんですが……っ。
て、いうか、正直恥ずかしいです(爆)
あれですわ、男の人にしてみれば、自分の読んでいるエログロ漫画雑誌を目の前で彼女に読まれる心境。
「この人、こういうのすきなのね~(こんな事考えているのね~)」
って、思われてんじゃないか!?
と、いうのが、いたたまれなさの正体じゃないかとは思うのですが。
そして今、その本は枕元にあります……。
……さっさと捨てよう……(ー ー;)